SF游歩道

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円城塔

2018年下半期の読書整理記

また半年が過ぎ去り、2018年が終わる。平成最後の年に向けて、下半期に読んだ本を整理したいと思う。 下半期のベスト10 1.「文字渦」(円城塔、新潮社) 間違いなくこの作品が下半期のベスト。年間を通してもベスト、というかこれまで読んできた中で…

円城塔試論Ⅰ「円城塔の自己言及性とSF性」

私は円城塔のファンであり、ここしばらく円城塔とSFと物理と文学のことしか考えていない程度にはファンである。そうして部室などで円城塔の面白さを他人に語りまくることを通じて、円城塔の作品を読むことにおける重要な要素をようやく整理することが出来…

文字についての謎を文字で明かす、円城塔の最高傑作――「文字渦」(円城塔、新潮社)

書籍情報 作者:円城塔 出版社:新潮社 形態:単行本 文字渦 作者: 円城塔 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2018/07/31 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 収録作品 『文字渦』 『緑字』 『闘字』 『梅枝』 『新字』 『微字』 『種字』 『誤字』…

2018年上半期の読書整理記

今週のお題「2018年上半期」 今年も早半年が過ぎてしまった。そこでこの上半期で読んだ本を整理し、下半期へと繋げていこうと思う。 上半期のベスト10 1.『万物理論』(グレッグ・イーガン/山岸真、創元SF文庫) 上半期でダントツ。これぞSFといった感…

難解で知られる芥川賞受賞作家の、割と分かりやすい作品集━━「バナナ剝きには最適の日々」(円城塔、ハヤカワ文庫JA)

書籍情報 作者:円城塔 出版社:早川書房(ハヤカワ文庫JA) 形態:短篇小説集 バナナ剝きには最適の日々 (ハヤカワ文庫JA) 作者: 円城塔 出版社: 早川書房 発売日: 2014/03/07 メディア: 文庫本 この商品を含むブログ (18件) を見る 収録作品 『パラダイス…