伴名練
学部入学以降付けている読書録からの抜粋その19。
学部入学以降付けている読書録からの抜粋その15。
学部入学以降付けている読書録からの抜粋その10。
学部入学以降付けている読書録からの抜粋その9。
伴名練の新作は、今回もいい作品だった。《小説すばる》掲載ということもあって、一見SF色薄めな仕上がりにも見えるが、一通り読めばSFに対する批評的姿勢がよく見えてくるようになる。この人の作品を読むのは、変わらず恐ろしい。
SFM2020年4月号掲載のこの伴名練の新作について、読み終えてからずっとSFを読むという行為への自戒をし続けている。SFMを取り出して読んでは、ぐるぐると同じことばかりを考えている。 SFマガジン2020年04月号 早川書房 Amazon
この文章は『文學界』2020年12月号掲載の伴名練のエッセイ「延命小説」の解説と、私の個人的な感想の入り混じった文章になる。 まず解説から行っていく。 結論として、私はこの作品を伴名練の最高傑作であると考えている。なぜなら、この作品が完璧なSFで…
東北大SF・推理研バーチャル会員である卜部理玲が、伴名練のSF作品集『なめらかな世界と、その敵』に関する1万字におよぶ文章をnoteで公開している。 これらの文章はおおむね満足いくものではあるのだが、1作だけ、「ゼロ年代の臨界点」に関しては読み…